夜間のブラキシズムから歯を守る方法としてナイトガードを作製し,就寝時に装着してもらうこともあります.
顎関節症の発症にはブラキシズムやTCH以外にも多くの因子が関与しており,また病態も4種類に分類されており診査・診断が必要です.治療法としては歯科医院での診査・診断後,考えられる病因を取り除き(例えば,上下の歯をくっつけないようにする,頬杖をつかない,など),リハビリトレーニング(ストレッチのような開口訓練)の説明をうけセルフケアをし様子をみていただきます.鎮痛剤の服用やスタビライゼーションスプリントとよばれるマウスピースを作製し使用していただくこともあります.